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【 開催報告 】「つながる、はぐくむ、ひろげる〜これからの在宅ケア〜」

第17回日本在宅ホスピス協会全国大会が開催されました。テーマは「つながる、はぐくむ、ひろげる〜これからの在宅ケア〜」。健康な人だけでなく、みんながHappyに生活できる街を目指して、これからの在宅ホスピスケアについて大会長講演から始まり、「つながる、はぐくむ、ひろげる」の3つのテーマで分科会が行われました。また市民公開講座では「最期まで自宅にいるという『ぜいたく』」と題して、日本在宅ホスピス協会会長 小笠原文雄先生、長尾クリニック院長 長尾和宏先生に登壇していただき、3日間で延べ500人に参加していただきました。

「つながる」では「病院から在宅へどのようにつなげるのか」をテーマに退院支援における現状や課題、退院後の在宅でのリハビリの大切さの紹介があり、また参加者より退院する時に患者さんの家族も在宅医療の理解があれば、病院から家にスムーズに連携できるのではという意見をいただきました。

「はぐくむ」では「ホスピスマインドををどのように育てていくのか?」をテーマに大学で看護師を育てている教育者、大学で学んでいる学生がシンポジストとして登壇しました。患者さんが何を望んでいて、ケアをする側の医療、看護、介護のスタッフが個々に何が出来るのか?を考えるのが大切だという話し合いが行われました。

「ひろげる」では「死を目前にした人の生きる意味や価値をどのように見いだすのか?」をテーマにチャプレン、臨床宗教師、音楽療法士が登壇されました。患者さんの価値観に合わせて寄りそうことが、生きるために存在する「根底の命・尊厳」を大切にすることにつながっていくということでした。

「まちづくり」では「高齢者が増える中で生きがいづくりと街づくりをどうつなげるか?」をテーマに話し合いました。シンポジストと参加者を交えての議論では「幸せ」とは何か?というテーマになりました。「まちづくり」の視点からの在宅ホスピスケアについてあらためて考える機会になりました。

「BPSアプローチワークショップ」では、病気になった患者、家族の人の葛藤の様子を演じたオレンジ劇団の劇をみながら、身体的・心理的・社会的という3つの視点で患者さんの現状や課題を話し合うBPSアプローチを使ったワークショップを行いました。

「みんなの保健室 見学」では、平成25年7月まちなかに開設した「みんなの保健室」のご紹介。予防から看取りまで、その人だけではなく家族を含めたライフサイクルを地域の特徴の中を踏まえた上で支える組みにおける、現状や課題などをご紹介しました。またワークショップでは、まちなかでのアプローチに欠かせない手軽にできる体質や体力などの健康チェック、10年先を考えよう!「未来予想図」を行いました。

その他、地域とケアの未来を考える学生セッションや「わたしのケア自慢」ポスター発表が行われました。そして学会が終わった翌日、スタッフの打ち上げでは学会のロゴ入りケーキが登場!

無事にケーキ入刀を行い、学会の振り返りを行いました。「たくさんの人に笑ってもらい、楽しんでもらえて良かった」「たくさんの人と出会い、交流できた」「主催者である自分たちが一番楽しんだ」「さらにやりたいことができた」などの充実感や達成感を感じることが出来ました。学会開催に関わったスタッフ、関係者の方々、全国から福井にお越し頂いた皆様、ありがとうございました。

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