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在宅医療とは?

ある末期がん患者さんの話

数年前のできごと。直腸がん末期、80代の男性です。
病院では「もう今日か明日には亡くなります」と宣告されました。
「それなら家につれて帰る、家で看取りたい」が奥様の希望でした。
緊急カンファレンスが行われ、医師たちは急いで在宅体制を整えることになりました。
カンファレンスが終わったとき、病棟の看護師がつぶやいたのは「退院までもつかなぁ・・・」。

退院の日、それまで意識もうろうとしていた患者さんは、
ずっと自分で手入れしてきた、思い入れのある庭を見て声を出しました。
病院では何も食べなかった彼は、奥様の料理を少しずつ口にするようになりました。
初日はおかゆ。3日目には「普通のご飯がほしい」。
蟹の解禁のニュースを聞いて、「蟹を食べたい」「ヨーロッパ軒のカツ丼が食べたい」「お餅を食べたい」
いつの間にか、病院でひどかった下血も治まりました。

そして、1日か2日で亡くなる、と宣告された彼は、4ヶ月間の自宅生活を堪能しました。
最期の日、医師はその時がくることを伝えました。そして、最期の家族写真を撮ることをすすめました。
奥様の満足げな表情、娘さんの笑顔、お孫さんの笑顔。
「もうすぐ父が死ぬっていうのに、こんな笑って写真をとれるなんて。病院で笑ってたら怒られちゃいますよね」と娘さんは言いました。
その数時間後、家族に囲まれて彼は旅立ちました。

医師たちは考えました。自分たちが行った治療?それは・・・
「邪魔しないこと」だったのかもしれない、と。
患者さんと家族、そして「お家」。 そのバランスを医療が邪魔しないように。

あなたの医療、あなたのHappy!

在宅医療とは、患者さんが、生活の場で受けられる医療。
「病院暮らしはつらい、家に帰って家族と過ごしたい」「病院まで通うのが難しくなってきた」「最期は自宅で、自分らしく全うしたい」など、さまざまな方の気持ちに応えて、
在宅医療ができることは、より幅広くなってきています。
医療技術や機器が発達しただけでなく、診療・看護からリハビリ・服薬・栄養指導・デイケアや地域・行政まで、患者さんを取り巻く地域の連携が育ってきているのです!

あなたや、あなたの周りの方が病気を克服していくときに、
「住み慣れた場所で、自分らしく生きて行く」ことを支える医療。
あなたのココロとカラダのHappyのために!

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