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私たちが現場で感じたこと

Be Happy物語

私たちが患者さんのBe Happy!にこだわる理由、きっかけ、これまでの活動で感じてきたことを紹介したいと思います。

人生最後のラブレター

60代の男性の方を担当しました。
奥様が一生懸命介護されていましたが、最初の訪問時に聞かされたのは、入院していた病院へのいらだち。
氷枕をもらいにナースステーションに行ったら誰もいなくてむなしい気持ちで病室に戻ったこと、 眠れないと言ったら薬を増やされて24時間以上眠ってしまったこと。
医療を営みにしてしまうとつい分からなくなる些細なことが、患者さんとご家族を苦しめていることを再確認させてもらいました。

ある日彼は「もうオレはあと3日だ」と言い、「今日は3人で寝よう」と奥様・娘さんと3人で 川の字になって寝たそうです。3人で手をつなぎながら。
右の写真は、病床でデジカメを手にして最後に撮った介護する奥様の姿。
そして、声がうまく出なくなって筆談をしていたときに奥様にあてて書いた「愛してる、愛してる、愛してる」。

予告通り3日後に彼は息を引き取りました。
川の字の思い出と、写真とラブレターを受け取って、奥様は今後どんなふうにすごしていけるでしょうか。
人は亡くなったら終わりではない、家族にステキな贈り物を残していくことができる、その贈り物で家族は前向きにすごしていける。

ファイナルギフト、という言葉があります。実感しました。

名田庄で学んだこと

オレンジの紅谷が名田庄村で在宅医療に関わり始めたころのこと。
名田庄村のケアマネは一人(当時)。3000人の村、全員の顔と名前が一致する方でした。それは究極のケアマネジメント。
ケアカンファレンスで、老老介護の二人ぐらしの方の一方の認知症が悪化してきたためどう対処するか、という話になりました。
「お隣の○○さん、面倒見いいし、一日1回覗いてもらうように頼みますか」
とカンファレンスはまとまりました。
衝撃!
介護保険の枠と点数に捕われることの意味のなさを痛感しました。
その人を本当に支えられる人は誰か?考えないといけません。

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