オレンジで働くスタッフインタビュー

オレンジの取り組みや職場環境について、現場で日々勤務するスタッフが語ります。
【1】紅谷浩之医師

目指している答えのひとつが、「Happy!に暮らせるまちづくり」です

紅谷浩之 プロフィール
オレンジホームケアクリニック代表、在宅医療専門医。 1976年福井県生まれ。福井県立病院などで救急総合診療を学んだ後、名田庄診療所、高浜町立和田診療所で地域医療を実践。2011年に地元の福井市内で同クリニックを開設。

オレンジホームケアクリニックを
立ち上げたきっかけは?

 もともと、人口の少ない地域での医療に従事してきましたが、自分が幼少期を過ごした地元で、地域に根差した優しい医療、人々の生活を支える医療をやりたいと思い、福井の地元に戻りました。しばらく福井市内の病院で在宅医療を担当したのですが、そこで気づいたのは「街なかでも在宅医療の需要は想像以上に高く、自宅で暮らしながら療養したいと思っている方が多いこと」でした。それなのに、地域での在宅医療はまだまだ足りていないという現状だったのです。
日々高まる「地域の人たちに『生活に寄り添う医療』をもっと届けたい」 という想いを実現するために、迅速かつ柔軟な対応ができる体制を目指して、オレンジホームケアクリニック(※以下オレンジ)を立ち上げることを決意しました。

オレンジではどのようなスタッフチームづくりを目指しているのですか?

 立ち上げた当初から、単なる医療の提供だけではなく、医療を介した「まちづくり」 にも取り組んでいく必要があるとイメージしていました。そのためには、医療スキルだけでなく、地域という外の世界に目を向けられる人材を集めなければいけないと思ったんです。クリニックのスタッフとしてはまだ一般的でなかった、ソーシャルワーカーをまず採用したのもそのためで、他にも医療業界以外のスタッフも絶対に入れたかったんです。ナース、ソーシャルワーカー、医療事務スタッフ、その他さまざまなバックグラウンドを持つ人が来てくれたおかげで、オレンジは視点を広く持つことが出来るようになってきていると感じています。

20名を超えるスタッフとコミュニケーションをとる上で心がけていることは?

 スタッフの数が増えても、全員がフラットに、自由に話せる環境を大切にしています。その中での私の役割は、一人ひとりがやりたいと思っていることをちゃんと引き出すことだと思っています。たとえば最近では、フィリピンで海外青年協力隊として働いていた経験を持つスタッフが、医学生向けのフィリピンの医療見学ツアーをしたいという話を持ってきました。そういった自由な発想を、まず私自身が受入れ、みんなで実現できるようにサポートし合える空気を大切にしています。 また、様々な背景を持つスタッフたちに、オレンジのビジョンを共通理解として納得してもらうには、医療用語だけを連ねても伝わりません。医療語じゃないことばで、まちづくり地域づくりという目線で理念化していくことが、とても重要だと考えています。