オレンジで働くスタッフインタビュー

オレンジの取り組みや職場環境について、現場で日々勤務するスタッフが語ります。
【1】紅谷浩之医師

目指している答えのひとつが、「Happy!に暮らせるまちづくり」です

スタッフが発案した取り組みで
実際に実現したものは?

 病院から在宅医療に移行した患者さんが、退院後に家族とどのように過ごしているのかを入院していた病院側に伝えたい、というアイデアがあるスタッフから出たので、プロジェクトを組んで『オレンジらしい』レポートとしてカタチにしました。退院後の患者さんの生活をスタッフが取材して、カラー写真入りのA4用紙一枚にまとめるんです。これがかなり反響があって、病院にレポートを届けると担当医やナースがとても喜んでくれます。これを見たある病院のドクターからは、後日別件の紹介状で「この患者さんに病院でできることはもう何もない。でも帰宅して奥さんと散歩したい、という願いを叶えられるのはオレンジさんだけなので、お願いします」というメッセージをいただきました。この取り組みは、学会でも反響が大きかったですね。「ぜひ自分のクリニックでも取り入れたい」とメールをいただいたり、新聞取材も受けました。私たちが考える「患者さんが家に帰る意味」が病院に伝わりつつあるのかな、と実感しています。

今後のオレンジのビジョンは?

 私にとって、在宅医療はあくまでも「みんなが楽しくHappy!に暮らす」ための手段のひとつに過ぎません。将来的には、そのような医療を含めた地域づくり、多くの人が充実した人生を送れるまちづくりを目指していきたいですね。とはいえ、私たちは医療従事者なので、医療を通じて何ができるか、という存在意義も当然考えなくてはいけない。「医療従事者が柔軟に動くことが、いいまちづくりの柱のひとつになる」 、そう私は考えます。たとえば人工呼吸器をつけた要介護の患者さんでも、スタッフが奥さんに「散歩に一緒に行きましょう」と言えば行けちゃう、なんてことはいくらでもあるんですよ。そのために、まず私自身が柔軟なドクターであり続けようと思っています。それが、オレンジの柔軟な姿勢を生み、これから「まち」を創っていくと信じています。